平成29年度までの経過報告
平成30年度、平成最後の年度がスタートしました。
プロジェクトの昨年度からの経過で新たな御縁を頂きましたので、その御紹介をしたいと思います。
住民提案のまちづくりグループと協働
木城町では住民提案のまちづくり事業が今年度スタートします。
御縁のある方から、木城町のマップづくりの総監督をしてほしいとのことで、承諾した次第です。
私が作成する地理情報システム(GIS)との連携も可能ですし、マップづくりのグループは5人いらっしゃいます。
そこで、私一人で現地調査を行うのではなく、このグループの方々と協力して現地調査、マップの作成を行っていくことに軌道修正しました。
既に2回、このグループとの打合せ・作業を終えたところです。
私の体調の回復も一進一退であるために、心強い仲間ができたことに感謝しています。
作業の様子なども逐次御報告いたしますので、よろしくお願いいたします。
地域プランナー・延藤安弘先生の御逝去に触れ
このプロジェクトを開始するに当たり、私の心の師匠延藤安弘先生に御相談したコトがあります。
去る2月8日膵臓癌のために急逝されたことを知りました。
延藤先生は、私が事務所を立ち上げてからの期間、ことあるごとにメールで相談させていただきました。
いつも優しい言葉で私を励ましていただきました。
先生がお亡くなりになったのを知り、私の中で様々な想いがあふれ、しばらく何もできない状態が続きました。
それでも先生とのメールのやり取りが残っており、先生のまち・地域・暮らしに対する思いを私が改めて実践していこうと思った次第です。
先生の御冥福をお祈りするとともに、先生から頂戴したメールの内容を掲載させていただきます。
延藤先生から頂戴したプロジェクト開始時のメール
『菅 忍 様
お便りありがとうございます😊
新しいまちで、新たな企みが花咲きますように。
ベースマップづくりは、丁寧にわかりやすく、それを生かして、子どもからお年寄りまで住民の方々が、まちのタンケン・ハッケン・ホットケンがやれるといいですね?!
まち歩きをしたら、発見し感動が高まります。感動は瞬間にして逃げていきます。そこで「ホットケン」と感動を表現します。布枝でも、短歌でも、俳句でも、写真でも、ポスターでも、地域と参加者にふさわしい表現手法を選び実践します。
そのような活動から、絵本が生まれるかもしれません?!
新しい地域での仲間に出会い、ご一緒しながら、活動計画がゆるやかにたてられ実行にうつればいいですね?
ひとりよがりにならずに、ユッタリと、楽しみながらおやりになるといいと思います。
また進んだところで、色々お伝えくださると幸いです。
延藤安弘
iPhoneから送信』
おわりに
いろんなコトがあった平成29年度ですが、多くの方に支えて頂いています。
感謝を込めて、木城町で過ごして参ります。
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